『95』早見和真

マジでこの作者ハズレないな…。 『95』早見和真 1995年、渋谷。平凡な高校生だった秋久は、縁のなかった4人の同級生から突然カフェに呼ばれ、強制的にグループへ仲間入りされられる。他校生との対立、ミステリアスな女の子との出会い…秋久の経験したことのな…

『花咲小路三丁目のナイト』小路幸也

花咲小路シリーズ第四弾。 『花咲小路三丁目のナイト』小路幸也 元「怪盗紳士」も、若手刑事も、ちょっと不思議な花屋さんもいる花咲小路商店街。たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる。今回の舞台は花咲小路唯一の深夜営業の…

『ひゃくはち』早見和真

天才でも双子でもヤンキーでも落ちこぼれでもない高校野球。 『ひゃくはち』早見和真 地方への転勤辞令が出た青野雅人は、恋人の佐知子から意外なことを打ち明けられた。付き合い出すずっと前、高校生のときに二人は出会っていたという。彼は、甲子園の常連…

『i(アイ)』西加奈子

やっぱこの人天才だ。 『i(アイ)』西加奈子 「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こ…

『天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム』知念実希人

深み増してく。 『天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム』知念実希人 天医会総合病院の看護師、相馬若葉から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央と小鳥遊優。喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言す…

『神さまたちのいた街で』早見和真

読んで良かった。。 『神さまたちのいた街で』早見和真 父が交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、父と母は違う神さまを信じはじめ、ぼくの家族には“当たり前”がなくなった。ぼくは担任の先生に助けを求めたが、どうやら先生にも自分の正義があるらしい…

『マイ・ディア・ポリスマン』小路幸也

やはり至極の読みやすさ。 『マイ・ディア・ポリスマン』小路幸也 奈々川市坂見町は東京にほど近い古い町並みが残る町。元捜査一課の刑事だった宇田巡は、理由あって“東楽観寺前交番”勤務を命じられて戻ってきたばかり。寺の副住職で、幼なじみの大村行成と…

『ソロモンの犬』道尾秀介

道尾秀介、読まず嫌いしてたの後悔。 『ソロモンの犬』道尾秀介 秋内、京也、ひろ子、智佳たち大学生4人の平凡な夏は、まだ幼い友・陽介の死で破られた。飼い犬に引きずられての事故。だが、現場での友人の不可解な言動に疑問を感じた秋内は動物生態学に詳し…

『プリズム』貫井徳郎

勉強になった。 『プリズム』貫井徳郎 小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。ガラス切りを使って外された窓の鍵、睡眠薬が混入された箱詰めの…

『天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 』知念実希人

より泥臭く。 『天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 』知念実希人 炭酸飲料に毒が混入された、と訴えるトラック運転手。夜な夜な吸血鬼が現れる、と泣きつく看護師。病室に天使がいる、と語る少年。問題患者の巣窟たる統括診断部には、今日も今日とて…

『ブックストア・ウォーズ(書店ガール)』蒼野圭

『書店ガール』の原題だと読み終わってから気づいた。 『ブックストア・ウォーズ』蒼野圭 27歳の亜紀は、大手出版社の編集者と結婚して幸せいっぱい、仕事も楽しくてたまらない。文芸書はもちろん、コミック、ライトノベル、ボーイズラブにも気を配り、売り…

『無理』奥田英朗

父親に薦められて上下巻一気読み。 『無理』奥田英朗 合併でできた地方都市、ゆめので暮らす5人。相原友則―弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。久保史恵―東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生。加藤裕也―…

『天久鷹央の推理カルテ』知念実希人

ずっと手つけてなかったシリーズをついに。 『天久鷹央の推理カルテ』知念実希人 統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然…

『オブリヴィオン』遠田潤子

今作も大満足でした。 『オブリヴィオン』遠田潤子 森二が刑務所を出た日、塀の外で二人の「兄」が待っていた―。自らの犯した深い罪ゆえに、自分を責め、他者を拒み、頑なに孤独でいようとする森二。うらぶれたアパートの隣室には、バンドネオンの息苦しく哀…

『アルキメデスは手を汚さない』小峰元

今更すぎるがいい小説に出会えた。 『アルキメデスは手を汚さない』小峰元 「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然!大人たちも巻き込んだミステリ…

『君を一人にしないための歌』佐藤青南

またもやTSUTAYAで推されていたので。 『君を一人にしないための歌』佐藤青南 中三の夏、全国出場をかけた吹奏楽コンクールで大失敗を犯したことをきっかけに、ドラム演奏をやめた僕―高校入学から一カ月が過ぎたある日。七海という見知らぬ女子生徒に強引に…

『愚行録』貫井徳郎

映画が面白かったので。 『愚行録』貫井徳郎 ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上が…

『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん

三浦しをんで初めての感覚。 『あの家に暮らす四人の女』三浦しをん 謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、生者と死者の声―古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざん…

『SOSの猿』伊坂幸太郎

予想外の内容。 『SOSの猿』伊坂幸太郎 三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは…

『東京カウガール』小路幸也

ぱっと見、酪農の話かと思った。 『東京カウガール』小路幸也 その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老…

『マスカレード・ナイト』東野圭吾

これも面白かった。 『マスカレード・ナイト』 東野圭吾 若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。(Amazonより) 去年から久…

『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人

新年一冊目。 『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人 圧巻のラスト20ページ! 驚愕し、感動する!!! 広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは…

『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』佐藤青南

TSUTAYAで激推しされてたので。 『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』 佐藤青南 「デートしてみよっか」恋をあきらめていた僕に奈々が言った言葉。それは上司のパワハラに悩みながら資格試験の勉強をしている冴えない僕の毎日を一変させた。奈々…

2017年読書ベスト

クリスマスなんてもちろんやることないので、今年読んだ133冊の中から年間読んだ本ベストです。作者1冊のみ。去年より色んな作者読んだからか絞りきれなく今年はベスト12+番外編。 ①『奇跡の人』原田マハ ヘレンケラーとアンサリヴァンをモデル・オマージュ…

『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』貫井徳郎

乃木坂46の齋藤飛鳥がオススメしてたので。 『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』貫井徳郎 仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。30代独身を貫いていた翻訳家の聖美。ある…

『食堂かたつむり』小川糸

今更有名作を。 『食堂かたつむり』小川糸 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす…

『夏、19歳の肖像』島田荘司

伊坂幸太郎がエッセイ『3652』でオススメしてたシリーズ。 『夏、19歳の肖像』 島田荘司 バイク事故で入院中の青年が、病室の窓から目撃した「谷間の家」の恐るべき光景!ひそかに想いをよせる憧れの女性は、父親を刺殺し工事現場に埋めたのか?退院後、青年は…

『会津執権の栄誉』佐藤巖太郎

直木賞候補で話題になったやつ。 『会津執権の栄誉』 佐藤巖太郎 相次ぐ当主の早世により、男系の嫡流が途絶えた会津守護、芦名家。近隣の大名から婿養子として当主を迎えることになったが、それをきっかけに家中に軋轢が生じる。一触即発の家臣たちをなんと…

『キラキラ共和国』小川糸

続編も満足。 『キラキラ共和国』 小川糸 ツバキ文具店は、今日も大繁盛です。夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙…。伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。『ツバキ文具店』待望の続編。(Amazonより) 前作『ツバキ文具店…

『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎

どメジャー読んでないことに気づき。 『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された…