『奇跡の人』原田マハ
大好きな作家さんのヘレンケラーとアンサリヴァンをモデル・オマージュした明治時代の青森での話。
『キネマの神様』は最後にまとめて感動押し寄せたけど、これは先生の生徒をひたする信じ抜く姿勢と生徒の原始的?人間的?なかわいさに度々感動してしまった。
元ネタはあまり知らないけどうまく当時の日本の閉鎖的な文化と、キリスト教的価値観・考え方をうまく混ぜていると思う。
読んでる途中では先生と生徒どっちが「奇跡の人」なのかなと考えてたけど、どっちもそうなんだなと読み終わった時の爽快感。
終わり方も綺麗だし、元ネタしっかり調べたくなった。第三主人公的なあの人もモデルいるのかなー調べよう。