ニューシネマパラダイス
クラシックやっと観た。
今更すぎて恥ずかしくてあらすじとかはいいでしょう。
小説『キネマの神様』で主人公の父が敬愛し聖書のように扱う一本がこれで、かなり興味持ってた。
観る前は全体的に「映画は素晴らしい!」的な水野晴郎的なメッセージなのかなと思ったら、それよりも主人公トトの幼年期から壮年期までの成長の物語だった。
いい悪いではなく、決めつけに過ぎないかもしれないけど昔の映画って今の映画に比べると技術的に表現的にも「説明しすぎない」感じがして、いろんなことを考えながら観れる。
アルフレードが自分たちの街にいてはいけないと言ったり、「おまえと話はしない、おまえの噂が聞きたい」と言ったり、ラストの方にトトのお母さんが「この街には亡霊しかない」てきなことを言ってるのが、個人てきには年代的にも状況的にも刺さるものがありました。
ラストのアルフレードの形見は本当に予想がつかなくて、わかった時に笑顔になったし、今まで厳しさを持って真摯にトトに向き合ってきたアルフレードの最後の目一杯の愛情を感じました。
完全版?も観てみたい。
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