暗黒童話 乙一
久しぶりに読んだらすごかった。
『暗黒童話』乙一
死者の眼球が呼び覚ます悪夢の記憶とは?
事故で記憶と左目を失ってしまった女子高生の「私」。臓器移植で死者の眼球の提供を受けたのだが、その左目がある映像を再生し始めて……。天才・乙一の初の長編ホラー小説がついに文庫化。(Amazonより)
7年前くらいに読んだ時には、ホラーだけど読みやすい感じだなと思ってたけど、これのグロさ。侮ってた。
でも突き抜けたグロさも良いけど、最後の展開と時間軸のミスリードが素晴らしかった。
あとグロいんだけど、どこかメルヘンチックというか、日本が舞台なのに、気づけば外国のイメージが脳内で発生してた。
てかグロいってしか言ってない。
最後に主人公の人格が消えて、元の人格に戻ってたのが、ちょっと急すぎないかとも思ったけど切なかった。
これからもっと漁ってきます。