『レインツリーの国』有川浩

空飛ぶ広報室』に続いて。

 

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『レインツリーの国』有川浩

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。(Amazonより)

 

ある意味、「2時間の恋愛映画にしやすそうだな」っていう感じ。

寒イボ立つぐらい青臭い匂いするんだけど、主人公たちは20代半ばだから、自分がただ年取っただけかもなと痛感。。

それに加えて、歯がゆいというかいじらしい原因が、聴覚障害というシビアなものなので、甘酸っぱいのかそうじゃないのかわからなくなる不思議な読み心地。

 

ラストはあっさりまとまったなーと云う印象だけど、ラストページの結び方が良い感じでした。

他の作品(『図書館戦争シリーズ』)に登場した物語を、実際に書きおろすっていうが好き。

 

レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)

 

 

 

図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)

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空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)

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