別に原作ではなかったけど面白かった。
『東京ロンダリング』原田ひ香
変死などの起こった物件に一ヶ月だけ住み、また次に移るという奇妙な仕事をするりさ子。心に傷を持ち身一つで東京を転々とする彼女は、人の温かさに触れて少しずつ変わっていく。(Amazonより)
『ルームロンダリング』という映画とドラマが面白くて、そういえば原作みたいなあらすじの作品あったなと思い。でもテーマ?が同じだけでそうじゃなかった。
物件のロンダリングっていう手法どうこうじゃなくて、ひとりの大人が東京で生きていくひとつの生き方というか、弾けた後にどうやって平穏を取り戻すかというところをロンダリングや交感神経のエピソードを交えながら楽しく読ませてもらった。
できればもっと色んなロンダリングのエピソードも読みたかったなー。と思ったら続編あるのか読んでみよう。