『四畳半神話体系』森見登美彦
今月からはヒトのオススメの作者も読んでいく。
『四畳半神話体系』森見登美彦
妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ!
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。(amazonより)
『夜は短し歩けよ乙女』が読み易かったから、そんな感じなのかなと思いきや予想以上にまどろっこしくて長いなと感じてたら、「あっ、そういうことか」と第2章からジワジワ効いてきて当然だけど読むペース加速した。あれだけデジャブのような文章体験したらそうなる。
『時をかける少女』『君の名は。』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』とかと似たような平行世界モノなんだけど、感動とかは一切なく、各章のオチがくだらないんだけどすごく癖になる。
得るものは何一つない良い意味でトップレベルの暇つぶし文章。