『いのちの車窓から』星野源
今初めてレベルで曲聞いてるけどめっちゃ声良い。
『いのちの車窓から』星野源
星野源の魅力、そのすべてがわかる、誠意あふれるエッセイ集。ドラマ「逃げ恥」「真田丸」、大ヒット曲「恋」「SUN」、「紅白」出演。怒濤の毎日を送るなかで、著者が丁寧に描写してきたのは、周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと…。その一編一編に鏡のように映し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。
職場の先輩に借りて。
今まで星野源について、『恋』と『地獄でなぜ悪い』と『コウノドリ』ぐらいしか知らなかったけど文章良かった。めっちゃ良かったというよりは普通に良かった。エピソードは興味深いんだけど、自然体というか書くっていうことや伝えることに誠実だからこそ、引っかかりなくスッと入ってくるのかと。(性格はいい意味でめっちゃふざけているんだろうけど)
曲に関してももちろんだとは思うけど、バックグランドやルーツがしっかりあるからポップなもの作れるのかなとも。『YELLOW DANCER』というアルバム名に込められた意味がめっちゃ良かった。
大スターというよりも、自然体な生活を送っているからこそ書ける文章かなと。他のエッセイも読んでみたいし、あと挿しイラストがすごく良い。ノスタルジックな感じがする。