『キラキラ共和国』小川糸

続編も満足。

 

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『キラキラ共和国』 小川糸

ツバキ文具店は、今日も大繁盛です。夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、大切な人への最後の手紙…。伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。『ツバキ文具店』待望の続編。(Amazonより)

 

前作『ツバキ文具店』が好きすぎて速攻一気読み。

相変わらずの読み心地の良さ。ただただ平凡な日々だけがあるわけでもないし、めちゃくちゃ重い出来事が起きるわけでもないんだけど、文章や光景が脳内に入ってくる滑らかさが尋常じゃない。本当にノンストレスで読めるから精神衛生上とても良い。

 

前作の登場人物も健在で、それぞれ変化した部分もあり、近況確認するような気持ちで読める。その分、新たな登場人物「レディ・ババ」についてもっと知りたかった。続編に期待していいのかな?

 

あと、相変わらず生活全般や手紙を書く際の所作の描写が美しすぎる。こういう生活したいとか、こういう字を書きたいって思わせてくれる。

 

最後の「無理に好きになる必要はない。でも感謝することはできる。」ってセリフが人間関係の極意のように感じた。

 

アジフライカレー食いたい。続編希望。

 

 

キラキラ共和国

キラキラ共和国

 

 

 

ツバキ文具店

ツバキ文具店