『レヴォリューションNo.3』金城一紀
高校生の時に読みたかった。。
『レヴォリューションNo.3』金城一紀
OK、とりあえずやってみますか。
オチコボレ男子高3年生の僕たち。
武器はMoney、Penis、頭脳、上腕二頭筋、そして努力――。(Amazonより)
『GO』は人生で一番大事な本だし、『フライ、ダディ、フライ』も好きだけどなぜか読んでなかったやつ。
文句なしの面白さ。高校生の時にこんな風にくだらないことに真剣に熱中したかったな。
またただ面白いだけではなくて、全編を通して「親友の死」という影を感じるから青春の刹那的な側面が色濃く出ている。作者の醍醐味でもある人種・国籍についての投げかけもさらっと含まれていて残りやすい。
そして「異教徒の踊り」のエピソードがメチャクチャいい。「何があっても、踊り続けるんだ」