『人を操る禁断の文章術』DaiGo
色んな文章うまくなりたいと思い。
感想ではなく自分のためのまとめ。
『人を操る禁断の文章術』DaiGo
たった1行で、人は踊らされる。メール、企画書、LINEで使えるメンタリズムシリーズ最終兵器。(Amazonより)
人を動かす文章を書くための3ステップ
- 「書かない」3原則
- 7つのトリガー
- 5つのテクニック
1. 「書かない」3原則
・あれこれ書かない
読み手は情報量の少ない文章に触れると、自分にとって好ましい方向へ想像力を働かせやすい。読み手が都合のいいように想像できる、ある程度の「隙」や「余白」を残す。
あえて文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる。「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く。
・きれいに書かない
人は「論理」ではなく「感情」で動く。感情によって行動したあと、行動を正当化する。
きれいな文章では、人は動かせない。読み手の感情と想像力を刺激する。
・自分で書かない
自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉は自分の中にではなく、相手の心の中にある。
マインドリーディングをして、相手が読みたい内容や言葉を選ぶ。
2. 7つのトリガー
感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金
魅力的なキーワードを散りばめる→読み手がキーワードに気づく→読もうと思う
・興味
SNSを使った「リーディング」で、相手の関心事を読む。そこを起点に文章を展開する。
・ホンネとタテマエ
相手のホンネ(理想)とタテマエ(現実)のギャップに心が揺さぶられるエネルギーが詰まっている。理想に気づかせて、行動したくなるスイッチを押す。
相手の建前まで見抜いてこそ、人を強く動かせる。建前を触れずに本音から入ってしまわない。
・悩み
HARM×世代。
Health(健康、美容) Ambition(夢、将来、キャリア) Relation(人間関係、結婚、恋人、会社) Money(お金)
年齢を知るだけで、人間の悩みは大別できる。悩みを見抜き、解決策を文章で示して、狙い通りに誘導する。
・ソン・トク
人間は得することよりも損することに、より大きな影響を受ける。
正直にデメリットを書くことで信頼が得られる。文章は、デミリットを上回るメリットで締めくくる。
・みんな一緒
読み手が所属したいカテゴリー(憧れ)、すでに所属しているカテゴリー(共通点)につなげてメッセージを訴求する。
・認められたい
「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込み、承認欲求をくすぐると、喜んで動いてくれる。
・あなただけの
人は数量限定よりも情報の限定に弱い。
あったものが規制・制限されると欲しくなる。持っていたものがなくなると欲しくなる。
3. 5つのテクニック
・書き出しはポジティブに
初対面の印象は7秒で決まり、半年間持続する。
人は第一印象の影響から離れられない。文章の書き出しは好印象に見せるため、感情や共通の体験をポジティブかつ詳しく書く。
・なんども繰り返す
同じ「言葉」ではなく、「意味」と「感情」を文章の中で言葉を変えて繰り返していく。
伝えたい「感情」を表現する言葉を選ぶ。そのメッセージを繰り返すほど説得力はましていく。
・話しかけるように書く
読み手の疑問や反応を取り込んで書くこと。
文章は会話をするように一人二役で書く。それをまとめれば簡単に心を動かす文章が書ける。
・上げて、下げて、また上げる
ドラマにはピンチが必要。読み手の感情の起伏を大きくさせるほど、文章の持つエネルギーが強くなる。
・追伸をつける
文章で一番読まれるのは追伸。やりかけの課題、映画やドラマの予告編など、未完の情報ほど忘れられない。
予想以上にシンプルかつ論理的だった。少しづつ活かしていくぞ。