『人を操る禁断の文章術』DaiGo

色んな文章うまくなりたいと思い。

感想ではなく自分のためのまとめ。

 

f:id:sunmontoc:20210116114232j:plain

『人を操る禁断の文章術』DaiGo

たった1行で、人は踊らされる。メール、企画書、LINEで使えるメンタリズムシリーズ最終兵器。(Amazonより)

 

人を動かす文章を書くための3ステップ
  1. 「書かない」3原則
  2. 7つのトリガー
  3. 5つのテクニック

 

1. 「書かない」3原則

・あれこれ書かない

読み手は情報量の少ない文章に触れると、自分にとって好ましい方向へ想像力を働かせやすい。読み手が都合のいいように想像できる、ある程度の「隙」や「余白」を残す。

あえて文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる。「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く。

・きれいに書かない

人は「論理」ではなく「感情」で動く。感情によって行動したあと、行動を正当化する。

きれいな文章では、人は動かせない。読み手の感情と想像力を刺激する。

・自分で書かない

自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉は自分の中にではなく、相手の心の中にある。

マインドリーディングをして、相手が読みたい内容や言葉を選ぶ。

 

2. 7つのトリガー

感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金

魅力的なキーワードを散りばめる→読み手がキーワードに気づく→読もうと思う

 

・興味

SNSを使った「リーディング」で、相手の関心事を読む。そこを起点に文章を展開する。

・ホンネとタテマエ

相手のホンネ(理想)とタテマエ(現実)のギャップに心が揺さぶられるエネルギーが詰まっている。理想に気づかせて、行動したくなるスイッチを押す。

相手の建前まで見抜いてこそ、人を強く動かせる。建前を触れずに本音から入ってしまわない。

・悩み

HARM×世代。

Health(健康、美容) Ambition(夢、将来、キャリア) Relation(人間関係、結婚、恋人、会社) Money(お金)

年齢を知るだけで、人間の悩みは大別できる。悩みを見抜き、解決策を文章で示して、狙い通りに誘導する。

・ソン・トク

人間は得することよりも損することに、より大きな影響を受ける。

正直にデメリットを書くことで信頼が得られる。文章は、デミリットを上回るメリットで締めくくる。

・みんな一緒

読み手が所属したいカテゴリー(憧れ)、すでに所属しているカテゴリー(共通点)につなげてメッセージを訴求する。

・認められたい

「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込み、承認欲求をくすぐると、喜んで動いてくれる。

・あなただけの

人は数量限定よりも情報の限定に弱い。

あったものが規制・制限されると欲しくなる。持っていたものがなくなると欲しくなる。

 

3. 5つのテクニック

・書き出しはポジティブに

初対面の印象は7秒で決まり、半年間持続する。

人は第一印象の影響から離れられない。文章の書き出しは好印象に見せるため、感情や共通の体験をポジティブかつ詳しく書く。

・なんども繰り返す

同じ「言葉」ではなく、「意味」と「感情」を文章の中で言葉を変えて繰り返していく。

伝えたい「感情」を表現する言葉を選ぶ。そのメッセージを繰り返すほど説得力はましていく。

・話しかけるように書く

読み手の疑問や反応を取り込んで書くこと。

文章は会話をするように一人二役で書く。それをまとめれば簡単に心を動かす文章が書ける。

・上げて、下げて、また上げる

ドラマにはピンチが必要。読み手の感情の起伏を大きくさせるほど、文章の持つエネルギーが強くなる。

・追伸をつける

文章で一番読まれるのは追伸。やりかけの課題、映画やドラマの予告編など、未完の情報ほど忘れられない。

 

 

予想以上にシンプルかつ論理的だった。少しづつ活かしていくぞ。

 

 

人を操る禁断の文章術

人を操る禁断の文章術