『2030年の世界地図帳』落合陽一

考え方・文章が肌に合ってる気がする。

 

f:id:sunmontoc:20200717061914j:plain

『2030年の世界地図帳』落合陽一

SDGs、GAFAM、中国、サードウェーブの世界を俯瞰しわかりやすく解説。小・中学生から大人まで、それぞれの2030年に向けてのビジョンを作るために必要なデジタル地政学の考え方とは。地図で「世界」の行方が見えてくる!(Amazonより)

 

SDGsについてまともに知らないのそろそろやばいなと思い。資料が豊富で理解しやすく、本文・対談を通して概要・問題点・解決策がすんなり入ってきた。

バーチャルウォーター、ヨーロピアン・デジタル、デジタル発酵など…初めて学ぶことがたくさんあって、やっぱり知識や知恵は更新していかないといけないなと痛感した。

個人的には大学で少し温暖化の勉強をしていたこともあって、ドイツの原発依存度が日本より高いこと、アメリカが地球温暖化対策に非協力的なのではなくシェールガスなど自身のエネルギー政策(エネルギー・リアリズム)に則って行動していることなど、昔持った固定観念が現実と違ってきていることが驚きだった。

作中でも述べられているが、エネルギーに関することに限らず、メディアの情報含め定期的に自身の観点を更新しないといけない。

共有化されていく社会、米中とヨーロッパの間で中庸的な立場で進むべき日本など、これからの未来がどうなっていくか、どうなっていくべきか想像する手がかりになった。また、SDGsの長所・短所も知れたのでどんな塩梅で意識していけば良いかもぼんやりわかった。

 

 

2030年の世界地図帳  あたらしい経済とSDGs、未来への展望
 

 

 

sunmontoc.hatenablog.com